上手な照明計画でリビングをおしゃれに!ポイントを解説します!

リビングは、家の中で最も長く過ごす場所です。
リビングの使用用途はさまざまであり、テレビや映画鑑賞、読書、勉強など家族全員が思いのまま過ごします。
そのため、それぞれの動作に応じた照明を設置する必要があります。
今回は、リビングの照明計画についてとおすすめの照明を紹介します。

□リビングの照明計画を上手く進めるポイント

*あかりだまりを作る

従来の日本の住宅のように、1室1灯の天井照明で部屋全体を均一に照らすのではなく、明るさが必要な箇所とそうでない箇所で陰影の差を作ることでくつろぎの空間が作れます。
あかりだまりは1つだけでなく、部屋の中にいくつか設定するのがポイントです。

例えば、ダイニングテーブルで読み書きをする際、そこだけを照らして他は真っ暗にするのではなく、観葉植物も照らして葉の影を楽しめるようにしたり、壁の絵を照らしたりすることで、リラックスできる空間になります。

*照明を低重心にする

人は、光の重心を下げることで安らぐことができます。
地平線に沈む夕日や暖炉の火、テーブルの上のキャンドルの火などはすべて低重心にあります。
人がくつろぐ姿勢や床に寝転ぶときも低重心なので、低い場所に光を配置することで夜にリラックスする雰囲気を作りやすいです。

しかし、全ての照明が低いとバランスが悪くなってしまいます。
水平の目線に対し、上下30度の範囲に視線が向くとされているので、人の視線にとまりやすい高さに照明を設置しましょう。

□リビングにぴったりな照明器具

リビングにおすすめの主照明は、シーリングライトです。
シーリングライトは演出性に劣ってしまいますが、機能に優れています。
天井に直接設置するので、器具全体が目立たず、天井が低い日本の住宅に最適です。
部屋全体を明るくしてくれるため、日中の作業に欠かせない明るさを与えてくれます。

しかし、シーリングライトだけでは演出性に劣るので、補助照明を設置しましょう。
リビングでは、ダウンライトやスポットライト、フロアスタンド、ブラケットライトがおすすめです。

シーリングライトだけでは照らせない場所や壁に飾っている絵などを照らすためにこれらを活用しましょう。
補助照明を使用することで一気に雰囲気を変えることができます。

□まとめ

照明は、家の雰囲気を変える重要な要素の1つです。
照明の使い方次第でおしゃれになりますし、リラックスできる空間を作ることができます。
今回紹介したポイントやおすすめの照明であるシーリングライトとその他の補助照明を上手く使って、くつろげる家にしてくださいね。