リビングに大開口窓を設置したい！メリットやデメリットは？
大開口窓は、面積が大きい窓で、意匠性が高いです。
そのため、開放感が生まれ、自宅のリビングに取り入れたい方は多いのではないでしょうか。
もちろん、メリットもありますがデメリットもあります。
大開口窓を検討されている方は、後悔のないようにその双方を把握した上で設置するかを決めることをおすすめします。
そこで、今回は大開口窓を設置するメリット・デメリットを見ていきましょう。
□リビングに大開口窓を設置するメリット
＊開放感があるおしゃれ空間になる
同じ広さのリビングでも、大開口の窓を設置することで、一気に開放感を演出できます。
目線が窓の外まで突き抜け、リビングが広くなったように感じられるのは大きなメリットです。
また、窓の面積も大きくなり、外の景色を楽しめます。
＊採光しやすく、室内が明るくなる
窓が大きいと、その分太陽光を取り入れることができます。
朝や夕方などの時間に左右されることなく、常に明るい室内に。
そのため、日当たりを重視したい方におすすめです。
＊風通しが良くなるため、換気しやすい
大開口窓がリビングにあると、風通しが良くなり、過ごしやすい環境をつくれます。
料理中の匂いやこもっている空気が気になるときも、すぐに換気できるのは大きなメリットです。
新鮮な外の空気を取り込むことで、リラックスできるでしょう。
□リビングに大開口窓を設置するデメリット
・断熱性が低下し、冷暖房の効率が下がる
住宅の壁内には、断熱材が組み込まれており、外からの熱気や冷気を防いでいます。
断熱材があることで、室内の温度が上がったり下がったりすることを阻止できる仕組みです。
しかし、大開口窓の場合、窓ガラスを伝って外気熱が室内に入り込みます。
そのため、大開口窓に複層ガラスや断熱サッシを取り入れることで窓の断熱性を高められます。
・外からの視線が気になる
大開口窓は、やはり窓の面積が大きいので外からの視線が気になってしまいます。
そのため、プライベートがないように感じてしまうことも。
特に、道路沿いや住宅街の家は、ハードルが高くなってしまいます。
そこで、外から部屋を見えにくくするミラーガラスがおすすめです。
ミラーガラスは、外から見ると鏡のように反射します。
しかし、室内の方が明るい場合はミラーガラスを使っても外から室内が見える状態になってしまうため、夜はカーテンを閉めるようにしましょう。
□まとめ
大開口窓をリビングに設置することで、リビングに開放感が生まれ、部屋も明るくなります。
また、換気もしやすいです。
一方、断熱性が下がったり、プライベートがなくなってしまったりするため、併せて紹介した対処法も取り入れてみましょう。